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FaqFAQ

ここではアクアボンドに関する、よくある質問をご紹介します。

アクアボンドは飲料水槽や上水道の施設に塗装しても大丈夫でしょうか?
飲料水に直接接触する部分の塗料については、日本水道工業規格(JWWA)があります。
その規格の中に飲料水の水質保全を目的とした硬化塗膜の溶出試験(JWWA K-143)があります。
ビルやマンションなどの専用水道に使用される塗料については、このような規格がないのでJWWAの規格に準拠しています。
アクアボンドはこの溶出試験(JWWA K-143)に合格していますので、安心して使用できます。
アクアボンドはエポキシ樹脂ですが、環境ホルモンは飲料水中に溶出しませんか?
エポキシ樹脂中に含まれる環境ホルモン物質はビスフェノールAという物質です。
当社が委託して試験した結果では、1PPB(0.1mg/1ton)以上のレベルでは、検出されませんでした。
硬化時間を早くするにはどうしたらいいですか?
アクアボンドに限らずエポキシ樹脂の硬化時間は、環境温度や、材料の初期温度(混合時野温度)や、被着体の温度によって左右されます。
カタログに記載される硬化時間というのは、混合量と環境温度を規定して測定されます。
一般的には、混合量は50g、環境温度は20℃です。
アクアボンドもこの条件で測定して約4-6時間です。(標準品の場合)
硬化時間を早くするためには、
1.材料の温度を室温で維持する。(冬季に保存する場合、屋外での放置を避ける。)
2.材料温度が低くなった場合は、湯煎するか、電気毛布などで加温する。
3.塗装後、塗膜を熱風などで加温する。
4.硬化促進剤を使用する。(添加量は混合量に対して3%以下)
などの方法がありますが、3.の方法以外は、可使時間が短くなるので御注意ください。
冬季の使用時に材料の粘度が高くなって使いづらくなりますか?
アクアボンドに限らずエポキシ樹脂の粘度は、材料の温度に左右されます。
カタログに記載される粘度は、一定温度で測定されます。
一般的に、測定の温度は25℃です。
アクアボンドもこの条件で測定しています。
粘度を低くするためには、1.材料の温度を室温で維持する。(冬季に保存する場合、屋外での放置を避ける。)
2.材料温度が低くなった場合は、湯煎するか、電気毛布などで加温する。
3.希釈剤を使用する。(添加量は混合量に対して3%以下)
などの方法がありますが、3.の方法は、硬化時間が長くなるので御注意ください。
塗装の回数について教えて下さい。
エポキシ樹脂塗料の塗装回数は、通常二回以上ですが、アクアボンドは追い掛け二回の塗装です。アクアボンドは、湿度の高い水槽内で使用されることが多く、1回目の塗膜が硬化した後に、2回目を塗装すると、相間剥離が生じやすいからです。
なぜかといいますと、1回目の塗膜が硬化するまでの間、硬化剤中のアミンが空気中の炭酸ガスと反応して炭酸アミン塩を形成し、それが2回目の塗膜の接着を妨げるからです。 そして、この反応は湿度が高いほど、促進されます。
ピンホールは塗膜の硬化後、目視で検査し、タッチアップで補修してください。
着色について教えて下さい。
どんな色でも、基本的に着色は可能です。
ただし、生産のロット数量の関係上、少量での調合は不可能です。
少量の場合は、現場で市販のエポキシ着色剤を混合して調色して下さい。
(着色剤のメーカー:東洋インキ株式会社等)
FRPの塗装について教えて下さい。
飲料水槽やプールのFRP水槽の補修にアクアボンドを使用する場合は、補修個所をサンディングしてから、プライマー処理後、塗装して下さい。
(プライマーは、サンスター社製のシーリング用プライマー:番手PP‐6が良好です)
鋼板の塗装について教えて下さい。
鋼板製の水槽にアクアボンドを塗装する場合は、鋼板をケレンし、下地処理剤(ラストブラック)をを塗布してから、アクアボンドを塗装して下さい。
アクアボンドを床に塗装した場合、ノンスリップにするにはどうすれば良いですか?
アクアボンド塗装終了後、硬化しない内(タックがある)に、M‐8程度の珪砂を塗膜表面に散布し、塗膜が硬化した後、余分な珪砂を除去してから、トップコートを塗装します。
トップコートは、色相が規定される場合は、市販の2液性の無溶剤型のエポキシ樹脂を選定してください。
アクアボンドでコンクリート構造物の止水は出来ますか?
アクアボンドでは、止水は出来ません。
アクアボンドに限らず、2液性のエポキシ樹脂は、硬化するまでに時間がかかります。
背圧の状態で塗装しますと、物理的に水が硬化中の塗膜に浸透し、「水路」を形成するからです。
したがって、急結セメントで止水してから、アクアボンドを塗装して下さい。
アクアボンドをエポキシシンナーなどの溶剤で薄めて塗装しても大丈夫ですか?
アクアボンドは、通常湿潤面で塗装します。
塗装面が湿潤面の場合は、溶剤は絶対に使用しないで下さい。
希釈する場合はアクアボンド専用の希釈剤を使用して下さい。
溶剤は、塗装工具を洗浄する場合に使用して下さい。

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